映画「マネーショート」の名言と鑑賞した感想おすすめ度

映画マネーショートのおすすめ名言

映画「マネーショート」の名言

マネーショートから、マイケルバーリ、マークバウムの名言

厄介なのは、
知らないことじゃない
知らないことを、
知っていると
思い込むことだ

冒頭 マーク・トウェイン

私欲に忠実なのは、
尊敬に値する

約36分頃 マーク・バウム(スティーヴ・カレル)

真実は詩に似ている、
ほとんどの人が嫌いだ

約1時間01分頃 ワシントンのバーで耳にした言葉

間違っているときは、
なぜ間違ってるか
分からない

約1時間19分頃 マイケルバーリ(クリスチャン・ベール)

人々は、物を評価する
プロを求めているが、
事実や結果に、
基づくプロは選択しない、
人々が選択するのは、
親しい仲間であるプロだ

約1時間57分頃 マイケルバーリ(クリスチャン・ベール)

映画「マネーショート」名言解説

映画マネーショートのおすすめ名言1
映画「マネー・ショート」冒頭 (マーク・トウェイン)

マーク・トウェインの言葉より、マーク・トウェインは「トムソーヤの冒険」で有名なアメリカの小説家、著述家。

映画マネーショートのおすすめ名言1
マーク・バウムとヴィニーの会話より

ジャレッドがCDSの購入を提案して帰ったあと、フロントポイント・パートナーズ社内の会話。部下で数字に強いヴィニーが、ジャレッドと取引することに反対する。

金融取引の相手としてジャレッドは、信用できる相手とマークは思った。ただ、ジャレッドが車のセールスならお断りとも言っている!

映画マネーショートのおすすめ名言2
ワシントンのバーで耳にした言葉

映画マネーショートで紹介された言葉。この場面から後半で、住宅ローン債権が破綻するまでが描かれいる。

映画マネーショートのおすすめ名言3
マイケルバーリと部下の会話より

マイケルバーリの運営する会社内。債券価格が下がらないことをに苛立つマイケルに、部下が「あなたが間違っているかも」と指摘するシーンで、間違いの可能性を認めつつこのセリフを使う。

映画マネーショートのおすすめ名言4
マイケルバーリが出資者に宛てたメールより

結果的に、マイケルの投資判断は正しかった。ただ、ここに来るまでの2年間、マイケルは出資者から辛辣な批判を受けてきた。

そのような経験から、マイケルは投資ファンドの閉鎖を決定することになる。この言葉は、ファンドの閉鎖を出資者に知らせるメールに書かれていた。

映画 マネーショート名言まとめ

マネーショートでは、実在の人物の名言が聞きどころになっています。マイケルバーリのメールに書いた言葉が秀逸です!

名言登場時間マネーショートの名言
映画冒頭厄介なのは、知らないことじゃない、知らないことを、知っていると思い込むことだ
約36分頃私欲に忠実なのは、尊敬に値する
約1時間1分頃真実は詩に似ている、ほとんどの人が嫌いだ
約1時間19分頃間違っているときは、なぜ間違ってるか分からない
約1時間57分頃人々は、物を評価するプロを求めているが、事実や結果に基づくプロは選択しない、人々が選択するのは親しい仲間であるプロだ

映画「マネーショート」のあらすじ

2007年末から2009年にかけてアメリカで起きた、サブプライム住宅ローン危機を発端とする一連の金融危機を実話をもとに描いた映画。

(サブプライム住宅ローン危機は日本ではリーマンショックとしてよく知られている。)

2005年アメリカニューヨークで、金融トレーダーをしているマイケルは、不動産抵当証券の一部に組み込まれた、サブプライムローンが数年内に不良債権化することを見抜く。

しかし、好景気に沸くウォール街の人たちは、そんなマイケルの話を馬鹿な話だと一蹴して聞く耳を持たなかった。

マイケルは、債権に空売りが出来ないことから、新しい仕組みの保険を作って、債権市場の暴落時に多額の保険金が入る契約を投資銀行とかわしたのだった。

同じ頃、マイケルの不動産抵当証券の不良債権化の資料を偶然知ることとなった、ドイツ銀行のトレーダーのジャレド・ベネットも、マーク・バウムにその話を持ちかける。

マークは、当初ジャレドの話を慎重に検討していたが、サブプライムローンの取引をおこなっている現場の状況をみて、異変に気がつく。

ジェイミーとチャーリーは、投資を依頼するために訪れていた銀行で、マイケルの資料を目にすることになる。その資料を知り合いのトレーダーのベン・リカートに見せた。

ベンも資料が示すことが、金融危機につながることを見抜き、ジェイミーとチャーリーに協力を約束する。

映画「マネーショート」の主な登場人物

マネーショート登場人物

名言に関係する主な登場人物

マイケルバーリ(クリスチャン・ベール)

元神経科の医師。Tシャツに短パン姿の一見変わった男だが、実はこのラフな格好は思考を妨げないため!

ジャレド・ベネット(ライアン・ゴズリング)

ドイツ銀行のトレーダー。マイケルの計画を偶然知る。

ベン・リカート(ブラッド・ピット)

引退した伝説のトレーダー。ジェイミーとチャーリーから協力を依頼され協力することに!

マーク・バウム(スティーヴ・カレル)

フロントポイント・パートナーズのリーダーをつとめる。ヘッジファンドマネージャー

映画「マネーショート」のおすすめ度

映画マネーショート名言集

リーマンショックの裏側を描いたノンフィクション映画

マネーショートの原作は、マイケル・ルイス著「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」。監督アダム・マッケイの2015年アメリカ映画 上映時間130分

出演:クリスチャン・ベール、スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリングス、ブラッド・ピット

  • ドラマ 金融 おすすめ度

個人投資家にもおすすめ!マイケルバーリがカッコいい

マネーショートは、アカデミー賞脚色賞受賞。アカデミー賞も5部門でノミネートされました。

原作マイケル・ルイスのベストセラーノンフィクション「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」を映画化したものです。

出演者は、主役級の豪華俳優陣が出演していることも話題になりました。なかでもブラッド・ピットは、出演およびマネーショートの製作にも参加しています。

実話に基づいた話になっていて、マイケルバーリ役のクリスチャン・ベールは、マイケルバーリ本人から映画で着用するためにTシャツを送られたそうです。

マネーショートは、リーマンショックの裏側を再現した映画として、かなり見ごたえがあります。

マネーショートの邦題には、「華麗なる大逆転」というサブタイトルが付けられていますが、映画では、投資に勝っても喜べない状況がリアルに描写されていて、複雑な気持ちにもされます!

マネーショートに登場した、マイケルバーリは、投資家としても脚光を浴びる存在となりました。

マイケルバーリは、この映画で空売り(ショート)の名人に思われがちですが、実際はデータに基づいて投資するバリュー投資家だそうです。

データの上から予測して行動するTシャツ短パンの投資家マイケルバーリは、なかなか格好良くて個人投資家の方にもおすすめの映画です。