映画「希望の灯り」の名言と鑑賞した感想おすすめ度

映画希望の灯りのおすすめ名言

映画「希望の灯り」の名言

「希望の灯り」から、クリスティアンの名言

彼女がいた気配だけは、
時々、
通路に残っていた

約59分頃 クリスティアン(フランツ・ロゴフスキ)

映画「希望の灯り」名言解説

映画希望の灯りのおすすめ名言1
クリスティアンがマリオンを想うシーン

マリオンが早番勤務にとなって、職場でめったに出会えなくなったクリスティアン。マリオンがいつも働いているスイーツ部門に足を運び、彼女の残された気配を感じとる。

映画 希望の灯り名言まとめ

「希望の灯り」は、 原作クレメンス・マイヤーの小説の世界を見事に再現している映画作品!普通の言葉が深く染みわたる心地よさを感じる映画です。

名言登場時間希望の灯りの名言
約59分頃彼女がいた気配だけは、時々、通路に残っていた

映画「希望の灯り」のあらすじ

旧東ドイツ、ライプツィヒ近郊の田舎町の巨大なスーパーマーケット。そのスーパーで在庫管理係として働き始めた無口な青年クリスティアンとスタッフたちの物語。

クリスティアンは、飲料部門責任者の中年男性ブルーノのもとで、仕事を覚えていくことになる。

クリスティアンは、相変わらず無口だが、しだいに仕事にも慣れ、やがてブルーノにも気に入られる。

ブルーノから、スーパーマーケットの仕事のコツや、職場内のことを教えてもらうクリスティアン。

仕事に欠かせないフォークリフト資格にも無事合格する。

ある日、クリスティアンは、既婚者のマリオンというスイーツ部門の女性に一目惚れしてしまう。

二人は、コーヒーマシーンの置いてある休憩所でたびたび顔を合わせるうちに、お互いを意識しあうようになった。

しかし、マリオンは急にクリスティアンによそよそしい態度を取り始め、仕事も病気を理由に休むようになった。

クリスティアンは、以前の悪友たちの元に出向き、自分の気持ちを酒で紛らわすが、それが原因で仕事を危うくクビにされそうになる。

そんなとき、ブルーノからマリオンには悩みがあり、それが理由で休んでいるかもしれないことを知らされる。

マリオンのことが気がかりで、クリスティアンは、彼女の自宅を訪ねることにした。

マリオンのご主人が外出したのをみはからって、呼び鈴を鳴らすが、誰も出てこない。クリスティアンは、勝手に家の中に入ってしまうのだった!

映画「希望の灯り」の主な登場人物

希望の灯り登場人物

名言に関係する主な登場人物

クリスティアン(フランツ・ロゴフスキ)

無口な青年。建築作業現場で働いていたがクビになり、スーパーマーケットに勤めはじめる。

マリオン(ザンドラ・ヒュラー)

スイーツ部門の女性スタッフで、クリスティアンのことを新人さんと呼び、クリスティアンに興味を抱く。

ブルーノ(ペーター・クルト)

飲料部門の責任者で、クリスティアンとは父と子のような関係になる。

クラウス(ミヒャエル・シュペヒト)

電動ハンドリフトの操縦士で、期限切れ食品をクリスティアンと一緒に食べる同僚。

映画「希望の灯り」のおすすめ度

映画希望の灯り名言集

無口な青年とお互いに支え合う職場の同僚たちの人間ドラマ映画

第68回ベルリン国際映画祭コンペティション正式出品作品、ドイツ映画賞主演男優賞受賞

「希望の灯り」の監督は、トーマス・ステューバー。原作はクレメンス・マイヤーの「通路にて」。(クレメンス・マイヤー自身も脚本に参加している)2018年ドイツ映画 上映時間125分

出演:フランツ・ロゴフスキ、ザンドラ・ヒュラー、ペーター・クルト、アンドレアス・ロイポルト

  • ドラマ 恋愛 おすすめ度

職場で芽生えるほのかな恋と人間模様が丁寧に描かれているドラマ映画

「希望の灯り」は、トーマス・ステューバー監督、主演フランツ・ロゴフスキが無口な青年を好演しています。

巨大なスーパーマーケットの日常から、職場で働く人達がリアルに描かれていて、あるあると思う場面も!

縄張り意識の強い同僚。それぞれの部門が対抗心を持っているところなんかも面白く楽しませんてくれます。

職場で出会った気になる女性マリオンとの恋愛が、この映画の見所で素敵なところです。

主演のフランツ・ロゴフスキや、マリオン役のザンドラ・ヒュラーの演技力がこの映画を味わい深いものにしています。

ストーリーは、少し物足りなさを感じるが、そこがこの映画の狙いでもあるのかもしれません。鑑賞後の不思議な満足感が得られる作品に仕上がっています!

ハリウッド映画に少し飽きたかなぁと思った人に見てほしい映画です。

「希望の灯り」は、職場恋愛が素敵なドラマ映画です。かなりおすすめかも!

原作のクレメンス・マイヤーの作品

クレメンス・マイヤーは東ドイツ生まれ。建築作業など、さまざまな職業を経験後にライプツィヒのドイツ文学研究所に学びます。

東ドイツの不良少年たちをリアルに描いた初長篇「おれたちが夢見た頃」(2006年)はがベストセラーになっています。

希望の灯りは、クレメンス・マイヤーの夜と灯りと (新潮クレスト・ブックス)に収められている「通路にて」が原作になっています。