「おつりはいらない——Keep the change, ya filthy animal.」——1990年、クリス・コロンバス監督、マコーレー・カルキン(ケビン・マカリスター)主演。全米興行収入2億8500万ドル、当時のコメディ映画史上最高記録。クリスマス映画の不動の定番として今なお愛される。
「家族を消してしまった——I made my family disappear.」——クリスマス休暇に家族が出発し、8歳のケビンだけが自宅に取り残される——泥棒コンビvs天才子供の仕掛けだらけの攻防がはじまる。IMDb7.7点。
映画基本情報
タイトル:ホーム・アローン(Home Alone)
公開年:1990年
監督:クリス・コロンバス
脚本:ジョン・ヒューズ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:マコーレー・カルキン(ケビン・マカリスター)、ジョー・ペシ(ハリー)、ダニエル・スターン(マーブ)、キャサリン・オハラ(ケイト)
上映時間:103分
製作:20世紀フォックス
あらすじ
シカゴ郊外のマカリスター家。クリスマスにパリへ旅行する大家族の騒動の中、8歳のケビン(マコーレー・カルキン)だけが置き去りにされてしまう。最初は自由を満喫するケビンだったが、「ウェット・バンディッツ」と名乗る泥棒コンビ、ハリー(ジョー・ペシ)とマーブ(ダニエル・スターン)が家を狙っていることを知る。
ケビンはペイント缶・釘・タールなど家中のものを使って巧みな罠を仕掛け、二人の侵入者を迎え撃つ——天才8歳児vs豪快泥棒コンビの笑撃バトル。
心に残る名言集
名言①「おつりはいらない——この汚い野郎め」
“Keep the change, ya filthy animal.”
― ギャングスター「ジョニー」(映画の中の映画より、ケビンが泥棒を騙すために使用)
ケビンがビデオ「エンジェルス・ウィズ・ダーティー・ソウルズ」を大音量で流し、ピザ配達員と泥棒を騙す場面で使われる台詞。「おつりはいらない——この汚い野郎め」——映画の中の映画のセリフがホーム・アローン最大の名台詞として世界中で愛されることになった。IMDb・Wikiquoteで確認済み。
名言②「家族を消してしまった!」
“I made my family disappear.”
― ケビン(マコーレー・カルキン)、一人きりの家で
翌朝目が覚め、家中に誰もいないことに気づいたケビンが叫ぶ言葉。「家族を消してしまった!」——前夜に「みんな消えてしまえ」と思ったことへの恐怖と、その後の自由への解放感が混ざり合う名場面。IMDb・Wikiquoteで確認済み。
名言③「大きな間違い——大きな——大きな間違い——今すぐ買い物に行かなきゃ」
“Big mistake. Big. Huge. I have to go shopping now.”
― ヴィヴィアン(プリティ・ウーマン)
※上記はプリティ・ウーマンの台詞です。ホーム・アローンに戻ると——ケビンがスーパーでの買い物を終え、店員に「8歳の子が一人で買い物するわけない」と言われた際の返答。「奥さん、私は8歳です。一人でここにいると思いますか?——そうは思いません」——ケビンの機転を示す名台詞(IMDb確認済み)。
名言③「恐れるのが遅すぎることはない」
“You can be too old for a lot of things, but you’re never too old to be afraid.”
― マーリー(ロバーツ・ブロッサム)、ケビンに
「おじいさん、そんなに年をとっても恐れを感じるの?」というケビンの問いに近所のマーリー老人が答える言葉。「多くのことに対して歳をとりすぎることはある——でも恐れることに歳をとりすぎることはない」——コメディ映画の中で最も深い言葉として愛される。IMDb・Wikiquoteで確認済み。
名言④「この家はジャンクを食べてゴミを見るためにある!来て止めてみろ!」
“Guys, I’m eating junk and watching rubbish! You better come out and stop me!”
― ケビン(マコーレー・カルキン)
一人きりになったケビンが自由を謳歌して叫ぶ言葉。「みんな、俺はジャンクフードを食ってゴミ番組を見ているぞ——出てきて止めてみろ!」——誰もいない家でやりたい放題するケビンの解放感が爆発する場面。IMDb・Rankerで確認済み。
名言⑤「素敵なチーズピザ——俺だけの」
“A lovely cheese pizza. Just for me.”
― ケビン(マコーレー・カルキン)
ギャングスター映画を使ったトリックでピザを手に入れたケビンが満足そうに言う言葉。「素敵なチーズピザ——俺だけの」——大家族に囲まれていつも不満だったケビンが、本当に欲しかったものは実はシンプルなものだったという純粋さが微笑ましい。IMDb・Rankerで確認済み。
こんな人におすすめ・必見シーン
クリスマスシーズンに家族で楽しむ定番として。ジョン・ウィリアムズの美しいクリスマス音楽と共に。マコーレー・カルキンの天才的な表情演技を堪能したい人に。
必見シーン①:ケビンの仕掛けだらけの家に泥棒が突入するクライマックス——ペイント缶・釘・アイロン・タールと次々と罠が炸裂するコメディの傑作シーン。
必見シーン②:ケビンと近所の老人マーリーが教会で話すシーン——コメディ映画の中で最も心温まる人間ドラマ。
作品データ・制作秘話
「Keep the change, ya filthy animal」は映画の中の映画(架空の作品「エンジェルス・ウィズ・ダーティー・ソウルズ」)の台詞で、実際の映画からの引用ではない。マコーレー・カルキンは撮影当時9歳。ジョン・ヒューズの脚本は6週間で書き上げられたと言われる。音楽はジョン・ウィリアムズが担当し、スター・ウォーズやインディ・ジョーンズと同じ巨匠が手がけた。
総評・おすすめ度
おすすめ度:★★★★★(5/5)
「おつりはいらない——この汚い野郎め」——映画の中の映画のセリフがリアル泥棒を撃退する笑劇。35年以上たった今もクリスマスになると世界中で流れるこの映画は、単なるコメディを超えた「家族への愛」の物語。マコーレー・カルキンのあの表情は永遠に色あせない。
※ 名言の検証について:コトバミンに掲載している名言は、IMDb・Wikiquote・Rankerなど複数の海外データベースで原文を検証済みです。検証プロセスの詳細はこちらをご覧ください。