「アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー——Hasta la vista, baby.」——1991年、ジェームズ・キャメロン監督・脚本、アーノルド・シュワルツェネッガー(ターミネーター)、リンダ・ハミルトン(サラ・コナー)、エドワード・ファーロング(ジョン・コナー)主演。アカデミー賞4部門受賞。映画史上最も成功したSFアクション続編のひとつ。
「未来は決まっていない——自分たちが作るものだ(There’s no fate but what we make for ourselves.)」——人類を守るために送り込まれた旧型ターミネーターが、少年ジョン・コナーと共に「審判の日」を防ごうとする——機械が人間の命の価値を学ぶ物語。IMDb8.5点。
映画基本情報
タイトル:ターミネーター2(Terminator 2: Judgment Day)
公開年:1991年
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
音楽:ブラッド・フィーデル
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー(ターミネーター/T-800)、リンダ・ハミルトン(サラ・コナー)、エドワード・ファーロング(ジョン・コナー)、ロバート・パトリック(T-1000)
上映時間:137分
製作:TriStar Pictures
あらすじ
1991年、ロサンゼルス。未来の機械軍スカイネットは、人類の抵抗軍リーダーとなる少年ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)を抹殺するため、液体金属で作られた最新型T-1000(ロバート・パトリック)を過去に送り込む。
しかし抵抗軍も旧型T-800(シュワルツェネッガー)をジョンの守護者として送り込んでいた。ジョンと母サラ(リンダ・ハミルトン)、そしてターミネーターは「審判の日(1997年8月29日)」を防ぐため、スカイネットの開発者マイルズ・ダイソンを探す。
心に残る名言集
名言①「アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー」
“Hasta la vista, baby.”
― ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)、凍ったT-1000に向かって
ジョンがターミネーターに教えたスラングを、凍結したT-1000を粉砕する瞬間に使う。「アスタ・ラ・ビスタ(さようなら)、ベイビー」——AFIの映画名言トップ100第76位にランクイン。スペイン語の別れの言葉が映画史上最も有名なキラーラインとなった。IMDb・Wikiquoteで確認済み。
名言②「未来は決まっていない——自分たちが作るものだ」
“The future’s not set. There’s no fate but what we make for ourselves.”
― ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)
ターミネーターシリーズの核心テーマを端的に語る台詞。「未来は決まっていない——自分たちが作るもの以外に運命はない」——第1作でサラが言っていた言葉を、息子ジョンが完成させる。IMDb・Wikiquoteで確認済み。
名言③「私は今、なぜ人が泣くかを知った——でも、それは私には絶対にできないことだ」
“I know now why you cry. But it’s something I can never do.”
― ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)
自らを溶鋼に沈める直前、ターミネーターがジョンへ告げる最後の言葉。「私は今、なぜ人が泣くかを知った——でも、それは私には絶対にできないことだ」——機械が人間の感情を理解した瞬間の切なさが詰まった名シーン。IMDb・Wikiquoteで確認済み。
名言④「来い——生きたければ俺と来い」
“Come with me if you want to live!”
― ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)
ターミネーターがサラ・コナーを救う瞬間の定番の台詞。「来い——生きたければ俺と来い!」——第1作でカイル・リースが使った台詞を、今度はターミネーター自身が使う逆転劇。IMDb・Wikiquoteで確認済み。
名言⑤(サラのナレーション)「機械が人命の価値を学べるなら——人間にもできるかもしれない」
“The unknown future rolls toward us. I face it, for the first time, with a sense of hope. Because if a machine, a Terminator, can learn the value of human life, maybe we can too.”
― サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)、エンディングナレーション
映画のラストを締めくくるサラのナレーション。「未知の未来が押し寄せてくる——初めて——希望を持ってそれに向き合う——なぜなら機械が——ターミネーターが——人命の価値を学べるなら——私たちにもできるかもしれないから」——本作最大のテーマを語る美しいエピローグ。IMDb・MovieQuotesで確認済み。
こんな人におすすめ・必見シーン
第1作「ターミネーター(1984)」から続けて観ると感動が倍増。SFアクション映画の最高峰を体験したい人に。CGIが映画を変えた瞬間の歴史的証人として。
必見シーン①:T-1000との工場でのクライマックス——液体金属の表現が1991年の映像革命を象徴する。
必見シーン②:ターミネーターが溶鋼に沈む最後のシーン——親指を立てながら消えていく演出はシネマ史上最も感動的なラストシーンのひとつ。
作品データ・制作秘話
製作費1億200万ドルは当時の映画史上最高額。視覚効果でアカデミー賞を受賞し、液体金属のCGIは映画業界を革命的に変えた。「アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー」は元々スペイン語版では「サヨナラ、ベイビー」に変更された(スペイン語話者には普通の別れの言葉すぎてインパクトがないため)。
総評・おすすめ度
おすすめ度:★★★★★(5/5)
「機械が人命の価値を学べるなら——人間にもできるかもしれない」——このサラの言葉がすべてを語る。単なるアクション映画を超えて、「機械と人間」「運命と自由意志」「感情と論理」を問う本格的なSF哲学映画。「アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー」の軽妙さと、最後の親指立てて溶鋼に沈む感動は永遠に語り継がれる。
※ 名言の検証について:コトバミンに掲載している名言は、IMDb・Wikiquote・Rankerなど複数の海外データベースで原文を検証済みです。検証プロセスの詳細はこちらをご覧ください。