「90秒後に二つのことが起きる——First, that phone over there is gonna ring.」——2016年、エドワード・ズウィック監督、トム・クルーズ主演によるジャック・リーチャーシリーズ第2弾。コビー・スマルダーズ(スーザン・ターナー少佐)、パトリック・ヘウジンガー(ハンター)共演。

「ある朝目が覚めたら——制服が合わなくなっていた(I woke up one morning and the uniform didn’t fit)」——軍の陰謀に巻き込まれた元軍属リーチャーが、自分の娘かもしれない少女とともに逃走しながら真実を暴く。IMDb6.2点。

映画基本情報

タイトル:ジャック・リーチャー: Never Go Back(Jack Reacher: Never Go Back)
公開年:2016年
監督:エドワード・ズウィック
脚本:リチャード・ウェンク、ズウィック、マーシャル・ハーズコウィッツ(リー・チャイルドの小説に基づく)
出演:トム・クルーズ(ジャック・リーチャー)、コビー・スマルダーズ(スーザン・ターナー少佐)、パトリック・ヘウジンガー(ザ・ハンター)、ダニカ・ヤロシュ(サマンサ)、アルディス・ホッジ(エスピン軍曹)
上映時間:118分
製作:パラマウント・ピクチャーズ

あらすじ

人身売買組織を壊滅させたリーチャーは、以前から電話でやりとりしていた軍の上司スーザン・ターナー少佐(コビー・スマルダーズ)に会いに行く。しかし到着すると、ターナーはスパイ容疑で逮捕されていた。リーチャーは彼女の無実を確信し、独自に救出作戦を展開する。

同時に、リーチャーの娘を主張する少女サマンサ(ダニカ・ヤロシュ)が絡み、謎の刺客「ハンター」が追跡する。軍の腐敗した陰謀を暴きながら、三人で逃走する逃亡劇。

心に残る名言集

名言①「90秒後に二つのことが起きる——あの電話が鳴る——そしてお前が手錠をされる」

“Two things are gonna happen in the next 90 seconds. First, that phone over there is gonna ring. And second… You’re gonna be wearing these cuffs on your way to prison.”
― ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)、逮捕された直後に

冒頭で手錠をかけられた状態のリーチャーが保安官に告げる予言。「90秒で二つのことが起きる——あの電話が鳴る——そしてお前が手錠で刑務所に向かう」——実際に電話が鳴り、保安官が逮捕される。IMDbで確認済み。

名言②「ある朝目が覚めたら——制服が合わなくなっていた」

“Let’s just say I woke up one morning and the uniform didn’t fit.”
― ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)、なぜ軍を辞めたかを問われて

ターナーから「なぜ軍を辞めたの?」と問われたリーチャーが一言で答える。「ある朝目が覚めたら——制服が合わなくなっていた」——説明も言い訳もしない。この一言でリーチャーというキャラクターの本質が語られる。IMDbで確認済み。

名言③「お前が誰だか俺を数えなかった男だ」

“The guy you didn’t count on.”
― ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)

「お前は誰だ?」と問う保安官に対する返答。「お前が計算に入れなかった男だ」——シンプルで力強いリーチャーの自己紹介。IMDbで確認済み。

名言④「後悔させるな」

“Don’t make me regret it.”
― ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)、ターナーを助け出した後

「命令を無視してこないよう言ったのに」と抗議するターナーに対するリーチャーの一言。「後悔させるな」——余計な説明をしない、行動で語る男のセリフ。IMDbで確認済み。

名言⑤「俺は警官じゃない」

“I’m not a cop.”
― ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)、サマンサに

「警官じゃないのに車を盗んだの?」と問う少女サマンサに対する応答。「俺は警官じゃない」——ターナーが「軍警察は違う」と補足するが「でも車は盗んだ」とサマンサ。「複雑なんだ」——三人のやりとりが本作のユーモアを体現する。IMDbで確認済み。

こんな人におすすめ・必見シーン

第1作「ジャック・リーチャー(2012)」から続けて観るべきシリーズ。Amazonプライムのドラマ版「リーチャー」(アラン・リッチソン主演)とあわせて楽しみたい。トム・クルーズのアクション映画ファンに。

必見シーン①:冒頭の保安官事務所のシーン。手錠をかけられた状態で「90秒後に二つのことが起きる」と宣言するオープニング——リーチャーの頭の良さを一発で示す。

作品データ・制作秘話

リー・チャイルドの小説シリーズ第18作「Never Go Back」の映画化。批評的には賛否が分かれたが(ロッテントマト37%)、トム・クルーズのアクション演技は高評価。本作の興行不振を受けてシリーズは休止し、後にアマゾンでドラマ版として再起動された。

総評・おすすめ度

おすすめ度:★★★☆☆(3/5)

「ある朝目が覚めたら——制服が合わなくなっていた」——この一言にリーチャーの哲学の全てがある。第1作に比べてアクションやストーリーのインパクトは薄れるものの、トム・クルーズの「一人対多数」スタイルの純粋なアクション映画として十分楽しめる。

※ 名言の検証について:コトバミンに掲載している名言は、IMDb・Wikiquote・Rankerなど複数の海外データベースで原文を検証済みです。検証プロセスの詳細はこちらをご覧ください。