「恐れよ——逃げよ——どちらにしても運命は訪れる——Dread it. Run from it. Destiny arrives all the same.」——2018年、アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟監督によるMCU史上最大の決戦。サノス(ジョシュ・ブローリン)が6つのインフィニティ・ストーンを求めて宇宙を暴走し、アベンジャーズとガーディアンズが迎え撃つ。
「完璧なバランス——すべてはそうあるべきだ(Perfectly balanced, as all things should be)」——エンドロール後の「指パッチン」まで、MCU10年間の集大成にして史上最も衝撃的なクリフハンガーを放った超大作。IMDb8.4点。
映画基本情報
タイトル:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(Avengers: Infinity War)
公開年:2018年
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
脚本:クリストファー・マーカス、スティーブン・マクフィーリー
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:ジョシュ・ブローリン(サノス)、ロバート・ダウニー・Jr.(トニー・スターク)、クリス・ヘムズワース(ソー)、クリス・プラット(ピーター・クイル)、ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ)、トム・ホランド(ピーター・パーカー)、ゾーイ・サルダナ(ガモーラ)ほか
上映時間:149分
製作:マーベル・スタジオ
あらすじ
宇宙の人口を半減させることで「バランス」をもたらそうとする狂人サノスが6つのインフィニティ・ストーン収集に動き出す。アベンジャーズとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがそれぞれの場所で迎え撃つが、サノスの力は圧倒的だった。
タイタン星での決戦、ワカンダの戦い、そして——サノスは指を鳴らした。宇宙の半数の命が消えた瞬間、映画館は沈黙に包まれた。
心に残る名言集
名言①「恐れよ——逃げよ——どちらにしても運命は訪れる——俺が」
“Dread it. Run from it. Destiny arrives all the same. And now it’s here. Or should I say, I am.”
― サノス(ジョシュ・ブローリン)
サノスが登場する際の宣言。「恐れよ——逃げよ——それでも運命は訪れる——今がその時だ——というよりも、俺が来た」——神話的な威圧感を持つサノスのキャラクターを最初から最高に示す一言。IMDb・Wikiquoteで確認済み。
名言②「完璧なバランス——すべてはそうあるべきだ」
“Perfectly balanced, as all things should be.”
― サノス(ジョシュ・ブローリン)、幼いガモーラに短剣を渡しながら
幼いガモーラに短剣を渡し、指で水平を確かめながら語る言葉。「完璧なバランス——すべてはそうあるべきだ」——サノスの哲学の全てがこの一文に凝縮される。インターネットのミーム文化でも広く使われた。IMDb・Wikiquoteで確認済み。
名言③「14,000,605通りの結末を見た——勝てる未来は一つだけだ」
“I went forward in time to view alternate futures. To see all the possible outcomes of the coming conflict… 14,000,605… One.”
― ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)
タイム・ストーンで未来を見たストレンジが告げる数字。「1,400万以上の結末を見た——勝てる未来は一つだけだ」——そしてストレンジはスト ーンをサノスに手渡す。この「一つ」が「エンドゲーム」全体の伏線となる。IMDb・Wikiquoteで確認済み。
名言④「スターク、俺には命より大切なものがある」
“Spare his life, and I will give you the Stone. No tricks.”
― ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)
「ストーンを守ることが最優先」と言っていたストレンジが、トニーの命を救うためにタイム・ストーンをサノスに差し出す場面。「命を助けろ——そうすればストーンを渡す——罠はない」——「一つの勝利」への布石。IMDb・Wikiquoteで確認済み。
名言⑤「スターク、俺は行きたくない——行きたくない——」
“Mr. Stark? I don’t feel so good… I don’t wanna go. I don’t wanna go, sir. Please… I’m sorry.”
― ピーター・パーカー(トム・ホランド)、消えゆきながらトニーに
指パッチン後、スパイダーマンがトニーの腕の中で消えていく瞬間の言葉。「スターク——あまり良い気分じゃない——行きたくない——行きたくないんです——お願い——すみません」——映画史上最も心を砕く「消え方」として語り継がれる。IMDb・Wikiquoteで確認済み。
こんな人におすすめ・必見シーン
MCUフェーズ1〜3をすべて観てから臨むべき究極の集大成。単独でも楽しめるが、「アイアンマン」から始まる10年の積み重ねを知った上で観ると感動は比較にならない。続編「アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)」と必ずセットで鑑賞すること。
必見シーン①:タイタン星での決戦。アベンジャーズ+ガーディアンズの合同作戦でサノスのガントレットを外しかける——そしてクイルが感情を抑えられなくなる瞬間。
必見シーン②:「指パッチン」後のシーン。バラバラと消えていくヒーローたち——あのラストは映画館の観客全員を呆然とさせた。
作品データ・制作秘話
約76人のキャラクターが登場し、撮影は「エンドゲーム」と同時進行。トム・ホランドの消えるシーンはアドリブ要素が多く、泣きながらの演技は監督たちを涙させた。世界興行収入20億4800万ドルはMCU単独最高記録(当時)。
総評・おすすめ度
おすすめ度:★★★★★(5/5)
「恐れよ——逃げよ——それでも運命は訪れる」——サノスは現れた、そして勝った。ヒーローが負ける映画、主人公が死ぬ映画——「エンドゲーム」という続編があると知りながらも、あの「指パッチン」のラストには全員が息を飲んだ。MCU10年間の結実にして、映画史上最も大胆なクリフハンガー。
※ 名言の検証について:コトバミンに掲載している名言は、IMDb・Wikiquote・Rankerなど複数の海外データベースで原文を検証済みです。検証プロセスの詳細はこちらをご覧ください。